DSS 高2 - 夏休み(13)
冷房の効いた小部屋にはいると、駅前の風景が窓から良く見えました。純くんは窓際の隅っこに鞄をおくと、床に横座りに座って美紀ちゃんが持ってきてくれたアイスカフェオレを飲んで、ホッとひと息つきました。美紀ちゃんも、お隣に座ります。
「純子可愛い〜、脚キレイ〜」
美紀ちゃんは、そう言って純くんの太股とふくらはぎを、さささっと撫でたので、純くんは「ひゃっ!」と言って軽く飛び上がり、それから真っ赤になりました。美紀ちゃんは悪戯っぽく笑うと、純くんの横に身体を擦り寄せてきて親愛の情を示してくれました。
DSSの生徒さんは、毎年ダイアナの来校時には誰でも数回はダイアナとハグしたりするので、挨拶程度のスキンシップは結構慣れています。先生と生徒さんの間でハグすることもあります。純くんも、伊東先生や黒木先生からハグされてどぎまぎすることがあります。
このダンススタジオの小部屋は寒いくらい冷房が効いているので、純くんとしても美紀ちゃんとのスキンシップは望むところでした。
「あ、あったか〜い!」
「この部屋寒いから冷房良く効くのよね、でも消すと、窓が大きいからすっごく暑いの」
「うん、そうだよね、きっと」
「だから、冷房消せないから、わたし達は寄り添うしかないのよ♪」
美紀ちゃんは何だか楽しそうです。そう言えば、去年のダンコンすなわちダンスコンクールの時に、「来年は二人で一緒に喝采を浴びよう!」と誘ってくれたのは美紀ちゃんの方でした。美紀ちゃんは、それに備えて曲も選んで、振り付けも可成りの線までまとめたそうです。去年は、クラスの振り付け担当になって煮詰まっていたのですが、今年は順調らしいです。
「ねえ、美紀ちゃん」
「なぁに、純子」
「振り付けとかだいぶ出来たんでしょ?」
「うん、可成りね」
「クラスのは?」
「あ、クラスの群舞ね、あれ、面白くなりそうよぉ〜」
「ホント?」
「うん、何人かはパーカッションとかに回ったり、ピアノ弾いたり、ヴァイオリン弾いたりやフルート吹いたり、ええっと、う〜ん、まだはっきり決まってないんだけど、生演奏でやることになりそうなの♪♪」
「へえ? 生演奏なんてすごいね!」
「多分、パーカッションが主になるの」
「パーカッションで?」
「うん、あ、あのね、夏休みのうちに何人かもっと大勢で集まって、ここで多分群舞も作るの。純子も来てね!」
「う、うん。ぼくなんかでいいの?」
「ぼく、じゃなくて、わたしって言って!」
「わ、わたし、なんかでいいのかしら?」
「いいに決まってるじゃん!」
二人はそんなやり取りをしながら、まずデュオの音楽を聴きました。何年か前に流行った曲で「赤いバラと白いバラ」というタイトルの綺麗な音楽です。
「わたしこの曲好き〜」と、純くんが言うと、「わたしもよ!」と美紀ちゃんが言いました。
「ねえ、純は赤いバラと白いバラ、どっちやりたい?」
「え? う〜ん、どっちでも……」
「じゃあ、赤いバラにして! わたしが白! このスタジオにある衣装貸してくれるって、おばさんが!」
「あ、そうなの?」
「うん、どっちもカクテルドレス! すっごく可愛いのよ!」
美紀ちゃんは何だか興奮しながらしゃべっています。もう、頭の中にはイメージが出来上がって入るみたいですね。
「じゃあさ、純、レオタードに着替えてちょっと踊りやってみよ!」
「うん」
そうして二人は立ち上がったのですが、すると美紀ちゃんは窓のカーテンを引くのでした。
「更衣室は、今は人がどんどん入ってくるから、着替えはここよ!」
「あ、そう……」
純くんが、ぽかんとしている間に美紀ちゃんはささっとTシャツとショートパンツを脱いでしまいました。純くんは、目のやり場に困って、そして気付いて言いました。
「あ、じゃ、じゃあ、ぼく、外で待ってるから……」
そして、踵を返して出ていこうとすると身体が前に進みません。美紀ちゃんが純くんのワンピースの腰のベルトをつかんでいるからでした。
「純子、あたしと一緒じゃやだっての?」
「え、べ、べつに、そ、そういうわけじゃ……」
どうしていきなり江戸のお姐さんになるのでしょう? 純くんは、美紀ちゃんに引き寄せられて美紀ちゃんと一緒に着替えることになりました。純くんは、アンダーショーツ、タイツ、レオタード、ダンスシューズと、ダンスの練習着一式を出して、それから恥ずかしいので美紀ちゃんに背を向けて、お洋服を脱ぎにかかりました。
「純子のこともう女の子だって思ってるんだからね。気になんかしなくてもいいんだよ」
美紀ちゃんが純くんの背後から声をかけてくれます。純くんは、「ありがと」とお返事しています。そして、…… 背中のファスナーがなかなかおろせません。ファスナーを上げただけじゃなくて、ファスナーが上がりきったところの合わせ目に小さなフックが付いていて、それを書けてあるのです。そうすればファスナーが間違って降りても、お洋服が脱げたりはしません。それだけじゃなくて、ファスナーもちょっとしたロックが付いているので、後ろ手に外すのは難しいのですね。
「あ、純子、ファスナー下ろせないんでしょ」
さすが女子、美紀ちゃんはすぐ何が起こっているか察してくれました。
「わたしが、下ろしたげるわ♪」
美紀ちゃんは純くんの背後に回ると、手慣れた様子でフックを外し、純くんの着ていたワンピースのファスナーをすすーっと下ろしてくれました。そして、純くんの肩からワンピースがはらりと外れました。
「あ……」
「あ! 純子、ブルーのブラ着けてる! おっしゃれー♪」
純くんは、恥ずかしくてもじもじしています。でも、このままもじもじしていたって何も変わらないのです。それに、よく考えてみれば、美紀ちゃんとそして文豪西田圭子ちゃんには、去年の夏休みにも浴衣に着替えるシーンを合わせ鏡でしっかり目撃されていたのでした。あの時は、美容院からの仕事帰りで、しっかり仕事用のお化粧に大人の女性の服装だったのを脱いで着替えるシーンを見られちゃっているのでした。
純くんは、覚悟を決めてワンピ−スを脱ぎ、ブラとパンストとショーツも脱いで一糸まとわぬ裸になると、目にもとまらぬ早業でアンダーショーツを穿き、タイツを穿き、そしてカップ付きの黒いキャミソール型のレオタードに着替えました。
足にベージュ色のタイツを馴染ませて振り向くと、美紀ちゃんがにこにこして立っています。美紀ちゃんは赤いキャミソール型のレオタードを着ています。
「み、見た? もしかして?」
「うん、ばっちり! 純子のお尻可愛い〜♪」
「えへ…… 可愛いかしら?」
「まじ可愛いわよ〜」
「う、嬉しいかもぉ!」
純くん、開き直ってきましたか? まあ、全部見せちゃったら、照れるも何もないのよね。
そして、二人はダンスシューズも履いて、狭い小部屋で折り重なるようにしながら羞悪の振り付けの練習をしました。美紀ちゃんがほとんど考えてくれたので、純くんは出来るかどうかを言えば良いだけと言う感じでした。踊ったり、確認したりしながら、夕方までみっちりと美紀ちゃんと二人で練習しました。そして、夕方のクラスの生徒さんが帰っていったあと、美紀ちゃんのおばさんが小部屋に入ってきました。
「どう? 二人とも、うまく行ってる?」
いきなりドアが開いたので、純くんも美紀ちゃんも驚いて飛び上がりました。
「や〜ん、おばさん、びっくりするじゃないの〜」
「あはあ、ごめんごめん、あ、この子去年も来た可愛い子ね? 純子ちゃん、だったっけ?」
「あ、はい、成瀬純です。お世話になります。よろしくお願いします」
「まあ、お利口さんね! きちんとご挨拶できるのね」
なんだかすごい子供扱いされているみたいですが、それは赤ちゃんの頃から面倒を見ている美紀ちゃんのお友達だと思えば、「似たようなもの」なんだからでしょうか?
それから、おばさんの取ってくれたお弁当をいただいて、夜のクラスが始まるまでの間、メインの教室で今日練習した踊りの指導をしてもらったりしました。そして、スタジオ所蔵の赤と白のカクテルドレスの試着もしてみました。
「ああ、今年ははっぴじゃないんだね」
「そうよ、群舞の方はレオタードプラスアルファぐらいになるし」
ダンスの方もだいぶ面白くなってきそうです。純くんはその日、9時頃になって美紀ちゃんのおばさんに家まで送って貰いました。もう、一日中ダンス漬けでした。スタジオの大部屋の鏡に映った、黒いキャミソール型のレオタードを着た自分自身の姿に、純くんはすこしハッとしてしまったりしていました。でも、明日はもっとアトラクティブな一日になるのです。
ここに書かれている医学的な内容は、一切根拠のない作り話です。信じてはいけませんよ (^^;)
FC2 Blog Ranking
↑お気に召したら、「ぽちっ」としてね♪
スポンサーサイト
「純子可愛い〜、脚キレイ〜」
美紀ちゃんは、そう言って純くんの太股とふくらはぎを、さささっと撫でたので、純くんは「ひゃっ!」と言って軽く飛び上がり、それから真っ赤になりました。美紀ちゃんは悪戯っぽく笑うと、純くんの横に身体を擦り寄せてきて親愛の情を示してくれました。
DSSの生徒さんは、毎年ダイアナの来校時には誰でも数回はダイアナとハグしたりするので、挨拶程度のスキンシップは結構慣れています。先生と生徒さんの間でハグすることもあります。純くんも、伊東先生や黒木先生からハグされてどぎまぎすることがあります。
このダンススタジオの小部屋は寒いくらい冷房が効いているので、純くんとしても美紀ちゃんとのスキンシップは望むところでした。
「あ、あったか〜い!」
「この部屋寒いから冷房良く効くのよね、でも消すと、窓が大きいからすっごく暑いの」
「うん、そうだよね、きっと」
「だから、冷房消せないから、わたし達は寄り添うしかないのよ♪」
美紀ちゃんは何だか楽しそうです。そう言えば、去年のダンコンすなわちダンスコンクールの時に、「来年は二人で一緒に喝采を浴びよう!」と誘ってくれたのは美紀ちゃんの方でした。美紀ちゃんは、それに備えて曲も選んで、振り付けも可成りの線までまとめたそうです。去年は、クラスの振り付け担当になって煮詰まっていたのですが、今年は順調らしいです。
「ねえ、美紀ちゃん」
「なぁに、純子」
「振り付けとかだいぶ出来たんでしょ?」
「うん、可成りね」
「クラスのは?」
「あ、クラスの群舞ね、あれ、面白くなりそうよぉ〜」
「ホント?」
「うん、何人かはパーカッションとかに回ったり、ピアノ弾いたり、ヴァイオリン弾いたりやフルート吹いたり、ええっと、う〜ん、まだはっきり決まってないんだけど、生演奏でやることになりそうなの♪♪」
「へえ? 生演奏なんてすごいね!」
「多分、パーカッションが主になるの」
「パーカッションで?」
「うん、あ、あのね、夏休みのうちに何人かもっと大勢で集まって、ここで多分群舞も作るの。純子も来てね!」
「う、うん。ぼくなんかでいいの?」
「ぼく、じゃなくて、わたしって言って!」
「わ、わたし、なんかでいいのかしら?」
「いいに決まってるじゃん!」
二人はそんなやり取りをしながら、まずデュオの音楽を聴きました。何年か前に流行った曲で「赤いバラと白いバラ」というタイトルの綺麗な音楽です。
「わたしこの曲好き〜」と、純くんが言うと、「わたしもよ!」と美紀ちゃんが言いました。
「ねえ、純は赤いバラと白いバラ、どっちやりたい?」
「え? う〜ん、どっちでも……」
「じゃあ、赤いバラにして! わたしが白! このスタジオにある衣装貸してくれるって、おばさんが!」
「あ、そうなの?」
「うん、どっちもカクテルドレス! すっごく可愛いのよ!」
美紀ちゃんは何だか興奮しながらしゃべっています。もう、頭の中にはイメージが出来上がって入るみたいですね。
「じゃあさ、純、レオタードに着替えてちょっと踊りやってみよ!」
「うん」
そうして二人は立ち上がったのですが、すると美紀ちゃんは窓のカーテンを引くのでした。
「更衣室は、今は人がどんどん入ってくるから、着替えはここよ!」
「あ、そう……」
純くんが、ぽかんとしている間に美紀ちゃんはささっとTシャツとショートパンツを脱いでしまいました。純くんは、目のやり場に困って、そして気付いて言いました。
「あ、じゃ、じゃあ、ぼく、外で待ってるから……」
そして、踵を返して出ていこうとすると身体が前に進みません。美紀ちゃんが純くんのワンピースの腰のベルトをつかんでいるからでした。
「純子、あたしと一緒じゃやだっての?」
「え、べ、べつに、そ、そういうわけじゃ……」
どうしていきなり江戸のお姐さんになるのでしょう? 純くんは、美紀ちゃんに引き寄せられて美紀ちゃんと一緒に着替えることになりました。純くんは、アンダーショーツ、タイツ、レオタード、ダンスシューズと、ダンスの練習着一式を出して、それから恥ずかしいので美紀ちゃんに背を向けて、お洋服を脱ぎにかかりました。
「純子のこともう女の子だって思ってるんだからね。気になんかしなくてもいいんだよ」
美紀ちゃんが純くんの背後から声をかけてくれます。純くんは、「ありがと」とお返事しています。そして、…… 背中のファスナーがなかなかおろせません。ファスナーを上げただけじゃなくて、ファスナーが上がりきったところの合わせ目に小さなフックが付いていて、それを書けてあるのです。そうすればファスナーが間違って降りても、お洋服が脱げたりはしません。それだけじゃなくて、ファスナーもちょっとしたロックが付いているので、後ろ手に外すのは難しいのですね。
「あ、純子、ファスナー下ろせないんでしょ」
さすが女子、美紀ちゃんはすぐ何が起こっているか察してくれました。
「わたしが、下ろしたげるわ♪」
美紀ちゃんは純くんの背後に回ると、手慣れた様子でフックを外し、純くんの着ていたワンピースのファスナーをすすーっと下ろしてくれました。そして、純くんの肩からワンピースがはらりと外れました。
「あ……」
「あ! 純子、ブルーのブラ着けてる! おっしゃれー♪」
純くんは、恥ずかしくてもじもじしています。でも、このままもじもじしていたって何も変わらないのです。それに、よく考えてみれば、美紀ちゃんとそして文豪西田圭子ちゃんには、去年の夏休みにも浴衣に着替えるシーンを合わせ鏡でしっかり目撃されていたのでした。あの時は、美容院からの仕事帰りで、しっかり仕事用のお化粧に大人の女性の服装だったのを脱いで着替えるシーンを見られちゃっているのでした。
純くんは、覚悟を決めてワンピ−スを脱ぎ、ブラとパンストとショーツも脱いで一糸まとわぬ裸になると、目にもとまらぬ早業でアンダーショーツを穿き、タイツを穿き、そしてカップ付きの黒いキャミソール型のレオタードに着替えました。
足にベージュ色のタイツを馴染ませて振り向くと、美紀ちゃんがにこにこして立っています。美紀ちゃんは赤いキャミソール型のレオタードを着ています。
「み、見た? もしかして?」
「うん、ばっちり! 純子のお尻可愛い〜♪」
「えへ…… 可愛いかしら?」
「まじ可愛いわよ〜」
「う、嬉しいかもぉ!」
純くん、開き直ってきましたか? まあ、全部見せちゃったら、照れるも何もないのよね。
そして、二人はダンスシューズも履いて、狭い小部屋で折り重なるようにしながら羞悪の振り付けの練習をしました。美紀ちゃんがほとんど考えてくれたので、純くんは出来るかどうかを言えば良いだけと言う感じでした。踊ったり、確認したりしながら、夕方までみっちりと美紀ちゃんと二人で練習しました。そして、夕方のクラスの生徒さんが帰っていったあと、美紀ちゃんのおばさんが小部屋に入ってきました。
「どう? 二人とも、うまく行ってる?」
いきなりドアが開いたので、純くんも美紀ちゃんも驚いて飛び上がりました。
「や〜ん、おばさん、びっくりするじゃないの〜」
「あはあ、ごめんごめん、あ、この子去年も来た可愛い子ね? 純子ちゃん、だったっけ?」
「あ、はい、成瀬純です。お世話になります。よろしくお願いします」
「まあ、お利口さんね! きちんとご挨拶できるのね」
なんだかすごい子供扱いされているみたいですが、それは赤ちゃんの頃から面倒を見ている美紀ちゃんのお友達だと思えば、「似たようなもの」なんだからでしょうか?
それから、おばさんの取ってくれたお弁当をいただいて、夜のクラスが始まるまでの間、メインの教室で今日練習した踊りの指導をしてもらったりしました。そして、スタジオ所蔵の赤と白のカクテルドレスの試着もしてみました。
「ああ、今年ははっぴじゃないんだね」
「そうよ、群舞の方はレオタードプラスアルファぐらいになるし」
ダンスの方もだいぶ面白くなってきそうです。純くんはその日、9時頃になって美紀ちゃんのおばさんに家まで送って貰いました。もう、一日中ダンス漬けでした。スタジオの大部屋の鏡に映った、黒いキャミソール型のレオタードを着た自分自身の姿に、純くんはすこしハッとしてしまったりしていました。でも、明日はもっとアトラクティブな一日になるのです。
ここに書かれている医学的な内容は、一切根拠のない作り話です。信じてはいけませんよ (^^;)
FC2 Blog Ranking
↑お気に召したら、「ぽちっ」としてね♪
スポンサーサイト

